前回の記事。
Ⅰ.テララガンの棚田
続いては、テララガンの「ライステラス」。
簡単に言えば棚田です。山中を切り開いて作られた田んぼが連なり、南国の植物と相待ってエキゾチックな風景となっています。
周りには棚田を見下ろすカフェや、傾斜の激しいところにブランコが設置されていたりする。欧米人が多いのだが、正直日本人の私はイマイチ楽しめない。
なんというか、「ただの棚田じゃん・・・」としか感想が持てませんでした。
Ⅱ.ティルタエンプル寺院
ライステラスの次は、有名な「ティルタエンプル寺院」に到着。
この遺跡の近くに、非常に近代的な建物がありました。あれは何かと気になっていると、ガイドさんから「あれデヴィ夫人の別荘よー」と教えてくれました。デヴィ夫人、やっぱり凄い人なのね・・・。
神聖な場所ということなので、入場には腰巻が必要となります。中に入ると観光客も現地人も似たような格好をしていました。
寺院の名前が「聖なる泉」ということだけあり、寺院内には湧き水が溢れる池があり神聖な感じがします。
この寺院の代名詞とも呼べる沐浴場へ向かいます。現地の方に混じり、欧米の方も沐浴をしています。こういうのに積極的にトライできる欧米人はすごいなぁ、と感じます。
帰りがけに立派な果物を見つけました。
人の頭くらいある大きな果物ですが、食べられないそう。ガイドさん曰く、インテリアくらいにしかならないんだそうな。
Ⅲ.ウルン・ダヌ・バトゥール寺院
ティルタエンプル寺院から出ると、キンタマーニ高原へと向かいます。訪れたのは、今回訪れた中でも一番広く、壮大な寺院だった「ウルン・ダヌ・バトゥール寺院」。
元々はバトゥール山の麓にあるバトゥール湖を祀る寺院だったのが、バトゥール山の火山活動の影響を受け高台のキンタマーニ高原に移ったんだそう。
寺院内には石塔が多く立ち並び、像の数も他の寺院と比べてたくさん設置されていました。
日本の寺院と比べて、バリの寺院は本当に色とりどりですね。
Ⅳ.キンタマーニ高原でランチ
ということで、ツアーに織り込まれた一通りの内容を消化し、キンタマーニ高原にあるレストランでランチにします。
遠くにバトゥール山を望む、絶景レストラン。
内容はインドネシア料理を中心としたブッフェなのですが・・・ まぁお味はお察しというところでしょうか。
この時は単純にここが駄目なのかと思っていましたが、どうも基本的にインドネシア料理の味が私には合わないようでした。どれもスパイスが効いているのですが、苦手な感じのスパイスですね。嫁は美味しそうに食べてました。
Ⅴ.猫のう◯ちコーヒー
一通りの観光が終わってしまいましたが、実はここからがこのツアーの本番。このツアー、「貸切」ということだけありツアー客の好きな場所に連れて行ってくれるのです。
ということで、今回私がウブドで絶対行きたかったコーヒー農園へ連れて行ってもらいます。
何を隠そう、バリ島といえば世界有数のコーヒー豆生産地。酸味のある味が特徴的なバリ島コーヒーですが、もう一つ忘れてはいけないものがあります。
バリ島といえば、世界三大珍コーヒーであり、世界で一番高いコーヒーでもある「コピ・ルアック」の産地なのです。
コピ・ルアックは別名「ジャコウ猫コーヒー」と呼ばれます。バリ島に生息する、特殊な分泌液を出すジャコウ猫。このジャコウ猫の好物は真っ赤に熟したコーヒー豆なのですが、食べた後豆は消化されずにフンとして排出されます。
そのフンから取れた豆を焙煎してできるのが、コピ・ルアックです。そう、コピ・ルアックは「ジャコウ猫のう◯ち」なのです。
そんなジャコウ猫ちゃんのご尊顔がこちら。
夜行性なので寝ていました。残念。
このコピ・ルアックを、このコーヒー農園だと一杯五百円で楽しむことができます。東京だと一杯5千円するので、破格ですね。
その他にもバリ島コーヒーや、フレーバーコーヒー、フレーバーティー等も試飲用のセットで楽しめます。
コピ・ルアックは試飲用とは別に、サイフォンで淹れてくれます。
肝心のお味は、というと・・・ よくわかりませんでした。残念ながら一般庶民の代表のような私には、高級コーヒーの良さは分かりませんね。
それよりもフレーバーティーの方が美味しかったですね。ここの農園でも作っているレモングラスティーがとても美味しかったです。
Ⅵ.ウブド市街地観光&夕食
コーヒーを楽しんだ後は、ウブド王宮近くを観光。
海外に行くととりあえず寄ってしまうご当地スターバックス。
若干のアジアンテイスト漂う店内ですが、飲むお味は日本のスターバックスと変わりませんね。
その後はウブドのショッピング街をぶらぶらと散策。
こういう場所は歩いているだけでも面白いですね。ウブドではセンセイシャというソープブランドの石鹸をいくつか購入しました。
その後、ガイドさんのオススメだというレストランで夕食をとります。
ポークリブですね。お昼が駄目だったのですが、此方はとても美味しく頂くことができました。
この日は夕食後にホテルに戻り終了。
1日目だというのに朝から夜までぶっ通しの観光というハードな1日を過ごしました。2日目からはちょっとルーズな感じになります。