小町通りを抜けると、鶴岡八幡宮が目の前に。
1.鶴岡八幡宮
さてさて、小町通りを抜けると鶴岡八幡宮が見えてきます。
鶴岡八幡宮といえば、かの有名な鎌倉幕府、源氏武士のゆかりの神社として名高いのではないでしょうか。場所的にも鎌倉駅から小町通りを抜けた場所にあり、アクセス良く沢山の観光客が訪れていました。
お参りを済ませた後は、ぼたんが見頃だとのぼりが立っていたので、そちらを見ることに。
普段見ることはないのですが、ぼたんってこんなに大きくて存在感のある花なんですね。都々逸に「立てば芍薬(しょうやく)座れば牡丹(ぼたん)歩く姿は百合の花」と美女を例える歌がありますが、例えに使われるだけの可憐さと美しさがあると思いますね。
2.いざ、銭洗弁天へ
鶴岡八幡宮から銭洗弁天へは歩いて行けます。まぁ片道歩いて20分程度を、「歩ける距離」と言うかどうかで話は違いますが。街中にきちんと案内板も出ていますので、住宅街の中を案内板に従ってひたすら歩いてきます。
すると、こんな洞窟が目の前に。
銭洗弁天、正式名称は宇賀福神社って言うんですね。この写真の右っ側のトンネルを抜けると、銭洗弁天のエリアとなります。
因みに因みに、銭洗弁天はどういうところかと言うと、簡単に言えば「お金の神様」を祀っているところです。ここでお金を洗うと、洗ったお金が何倍にもなって戻ってくる、という御利益のある神社なのです。なるほどなるほど、と思い周りを見回してみると皆様濡れても大丈夫なように小銭を洗っている方ばかり。
フフ・・・下手だなぁ、みんな。へたっぴさ・・・! 欲望の解放のさせ方が下手。みんなが本当にやりたいのは・・・こっち
1万円!!
そうそう、こう言う時に出し惜しみをしては駄目! 五百円が何倍になって戻ってきても、所詮何千円程度。何倍にもするなら、1万円・・・!
1万円を洗う・・・ 圧倒的洗浄・・・!!
まぁ洗うと行っても、上から柄杓で水を掛けていくだけなのですが。
基本的に日本の紙幣は優秀なので、水をかけた程度ではびくともしません。タオルにでもつっこんで乾燥させれば、普通に使用できますのでご安心を。よくよく見渡すと、10万円くらいを洗ってた強者もいました。
うーん、まだまだ思い切りが足りません。
3.大仏ハイキングコース
さて、続いては有名なら鎌倉大仏のある高徳院へ。
高徳院の最寄駅は江ノ島電鉄の長谷駅。鎌倉駅からは3駅程度離れた場所にあります。じゃあ、鎌倉名物江ノ電にでも乗って向かうか・・・と普通はなりますよね。
いえいえ、実は銭洗弁天から高徳院へ向かうルートは江ノ島電鉄一つではないのです。
それが大仏ハイキングコース。
銭洗弁天は、この大仏ハイキングコースの中間地点である「葛原岡神社」のすぐそばにあります。先ほどの洞窟を右に行って5分程度でハイキングコースへ入ることができます。
このハイキングコースですが、ほとんどアップダウンがありません。というより、葛原岡近辺から行く場合は、基本的に下りがメインとなる構造となっています。序盤は住宅街なのですが、歩いて10分もすれば上の写真のような自然味溢れるハイキングコースへと移ります。
有名なコースですので、道は整備されていますし、看板も頻繁に出てきますので冒険心出して横道に逸れない限りは迷うこともありありません。所々の開けたところから、鎌倉の街並みと由比ヶ浜の海岸線が見えます。夏なら暑そうですが、冬に登る分に関しては汗をかく事もなく若干のアウトドア感を味わうことができます。
一般の人であれば1時間ちょっとで大仏のある高徳院へ行けるのですが、時間に余裕のある方は是非立ち寄って欲しい場所が、ハイキングコースの途中に突如現れる「樹ガーデン」というカフェ。
山間部を切り抜いたような場所に立つこのカフェ。なんだかジブリの世界に迷い込んだようで、ワクワクしないですか? 天空の城ラピュタや、魔女の宅急便のような、非日常感のあるカフェで私が頼んだのが此方。
ソーセージと、(ノンアルコール)ビール。
周りの方は、大体ハーブティーとかを頼まれていた中、ソーセージとビールという鉄板スタイル。本当なら普通のビールを飲みたかったのですが、自動車で来ているため泣く泣くノンアルコールに。
しかし美味い! ハイキングで温まった身体にビールの苦味がよく染みます、まさに悪魔的! 値段が安ければもう一本頼みたかったですが、1本600円というこれまた悪魔的な値段だったので諦めました。
しかし、贅沢はこういうことだ、と言わんばかりの満足感です。晴天の冬の日、ちょっと観光して身体を動かし、景色の良いところで美味しい食事とビールに舌鼓を打つ。まさに私が目指している理想的な休日!
このまま時が止まってしまえば良いのに・・・と思いつつ、足に根が張らないうちに退散します。
次は、鎌倉大仏のある高徳院!

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