さて、答え合わせに移ろうか。
さてさて、先ほど終わりました日本アカデミー賞の最優秀賞発表ですが、さかのぼる事約一か月前、私は最優秀賞予測を行っていました。
終わったところで、こいつの予測結果を検証してみましょう。
Ⅰ.最優秀作品賞
予測「シン・ゴジラ」
結果「シン・ゴジラ」
ま、当然の結果ですね。
大本命も大本命、倍率1.1倍のガチガチな予測だったのでこれは外れるわけが無いでしょう。まさしく今年を代表する映画が、その名声を手にしたというのが正直な感想。
Ⅱ.最優秀アニメーション賞
予測「君の名は」
結果「この世界の片隅で」
これは本当に嬉しい誤算でした。
日本アカデミー賞のような商業主義の腐ったような映画賞は、絶対にこの世界の片隅でなんて選ぶと思わなった。普通なら東映の君の名はでしょ、普通。みなさん、日本アカデミー賞も捨てたもんじゃありませんよ。
Ⅲ.最優秀監督賞
予測「庵野 秀明」
結果「庵野 秀明」
いや、樋口監督も居ますが、まぁこれは庵野秀明でいいでしょう。
さんざんネットでも言われていた、制作委員会方式の欠点を見事に突いた良作。リスクを取らない映画作りでは、傑作は生まれないということを作品で表した庵野監督。この調子でエヴァを完結させてくれ。
Ⅳ.最優秀脚本賞
予測「怒り」
結果「君の名は」
適当に怒りを選びましたが、君の名はでした。正直君の名はの脚本には優秀さを全く感じないのですが…。脚本でいえば同監督の、秒速5センチメートルのが優秀だと思う。
Ⅴ.最優秀音楽賞
予測「RADWINPS」
結果「RADWINPS」
これは当然でしょうね。新海誠が大衆に迎合しても、音楽とグラフィックだけは彼の信念が息づいている。RADWINPSはそんな新海誠の信念をきちんと形に出来た事から、今回の受賞はシンゴジラの大本命と同じレベルで本命でした。
Ⅵ.結果
ということで、予測した5部門中正解は3つ!
しかしシン・ゴジラは圧巻でしたね。7部門の最優秀賞を制覇と、やはり今年の顔と言っても差し支えない傑作でした。そして、この世界の片隅での快挙は、今後のクラウドファウンディングアニメに光明を与えたのではないでしょうか。
しかし最も残念なのは、先ほどまで飲み会で日本アカデミー賞を見れなかったことです。来年の日本アカデミー賞は絶対に見たい、そう思います。