Ⅰ.口裂け女
【概要】
マスクをした若い女性が、学校帰りの子供に「私綺麗?」と聞いてくる
「きれい」と答えると、「これでも綺麗?」と言いながらマスクを外す。
するとその口は耳元まで大きく裂けていた、びっくりした子供は逃げるが
足が速いからすぐに追いつかれてしまう。捕まると鎌で殺される。
「ブス」というとその場で殺される。
【特徴】
・口が耳まで裂けている。
・美人。
・100mを3秒で走ると言われている。
【対処法】
・ポマードと3回言うと怖がって逃げていく。
・「普通ですと」答えると考えこむのでその間に逃げる。
・べっこう飴をあげると夢中で舐めだすのでその間に逃げる。
【出没場所】
・「三」の付く場所に現れる。 三軒茶屋など
・小学生の通学路。
1979年の春から夏にかけて大ブームになったんや
一部の地域ではパトカーまで出動して社会問題になってて草
なんで耳まで裂けているかというと、いろいろな説があるんやが
整形手術失敗して口が耳まで避けた説が一番有力な説だゾ
Ⅱ.テケテケ
【概要】
ある日の放課後、学校に忘れ物をしてしまった少年は教室に戻ってきた。
忘れ物を見つけ帰ろうとした少年は、向かいの校舎の窓に両肘をかけて
こっちを見ている女の子に気付く。少年が見とれていると、その子は窓に
手をつき身を乗り出しました。なんと女の子は上半身だけで下半身がありません。
そして少年めがけて、上半身だけで肘を使い「テケテケ」と音を立てて、
物凄い勢いで向かってきました。
【特徴】
・上半身のみの妖怪。肘だけを使って追いかけてくる。
・サラリーマンやOLで設定されている場合もある。
出現する場所も道端や学校の廊下とバラバラ。
【対処法】
・追いかけられている時に急に曲がる。テケテケは急には曲がれないので
そのまま壁にぶつかる。
・光に弱いので光を当てればテケテケは消えていく。
学校に出てくる代表的な妖怪の一つやな。
「テケテケ」の他に「シャカシャカ」、「パタパタ」「ひじ子さん」といった呼び名があるで。
Ⅲ.人面犬
【概要】
レストランで働いている男がいた。
男がゴミをレストラン裏のゴミ箱に捨てにくると。
ゴミ箱を犬が漁っていた。男が「コラッ!」と言うと。
犬振り向いて「ほっといてくれ」と言った。
犬の顔をよく見ると中年男性の顔をしていた。
【特徴】
・犬の顔はおっさんの時が多い。
・「ほっといてくれ」の他に「うるさい」や「勝手だろ」
というパターンもある。
・6mジャンプする。
【対処法】
実害はないから特に対処方法はないやで。
これも結構有名な妖怪やな。
とある大学で人間と犬を融合させて、その犬が逃げたしたのが
人面犬と言われとるで。
Ⅳ.花子さん
【概要】
誰も居ないはずの3番目のトイレで「花子さん」と3回呼ぶと「はい」と返事が返ってくる。
扉を開けるとおカッパ頭の女の子が立っており、トイレに引きずり込まれる。
【特徴】
・おカッパ頭の女の子
・3番めのトイレと設定されていることが多い。
・トイレで殺された女の子の亡霊とも言われている。
【対処法】
全速力で逃げる。
言わずと知れた妖怪やな。
全国の学校に噂が流れていたとちゃうんか?
トイレを叩く回数や何番目のトイレなのか学校によってバラバラ。
Ⅴ.赤マント
【概要】
放課後の学校で少年が用をたそうとトイレに入ると赤いマントの男が立っていた。
「赤いマントがいいか青マントがいいか」と赤マントが少年に尋ねる。
「赤いマント」と答えると、背中を包丁で刺され血まみれになり
まるで赤いマントを背負って見える。
「青いマント」と答えると、男が噛み付いてきて少年の血を吸う
少年は全身が青くなりまるで青いマントを背負って見えるというもの。
【対処法】
「黄色いマント」と答えると男は姿を消す。
この他にも「赤い紙がいいか青い髪がいいか」とトイレから聞こえてくるパターンや
「赤いちゃんちゃんこ着せましょか」とトイレから聞こえてくるパターンがあるんや
1930年頃から噂があった妖怪らしいで。
Ⅵ.ベッドの下の男
【概要】
アパートで一人暮らしをしている女性の部屋に友達が遊びに来た。
部屋にはベッドが一つしかないので、自分はベッドに寝て、
友人は床に布団を敷いて寝させることにした。横になった友達は
「お腹すいたからコンビニに行かない?」と言いだした。
女性が「一人で行けばいいじゃん」と言っても、しつこく誘ってくるので
面倒だと思いながらも部屋を出ると、友達が女性の腕を引っ張って走りだした。
「どうしたの?」と女性が聞くと、友達は「ベットの下に鎌を持った男がいたから
逃げようと思ったの」と言った。
妖怪に分類されるのかはわからへんけど有名な話や。
1990年台後半から噂されていて、アメリカ発祥の都市伝説らしいで
こういう日常系の話はリアリティがあるから勘弁しちくり~
Ⅶ.首なしライダー
【概要】
暴走族で毎晩迷惑している男性が、ある道路を横断するようにピアノ線を張った。
その後ある夜、猛スピードのバイクで突っ込んだとあるライダーは首をはねられて即死した。
亡霊となった彼は夜な夜なその道路を猛スピードでさまよい続けている。
首をはねたのは1人ではなく暴走族全体というパターンもあって、
首なし暴走族として出てくることもあるらしいゾ
Ⅷ.隙間女
【概要】
ある1人暮らしをしている男性が部屋の中で視線を感じた。
しかし、部屋の中には彼のほかには誰もいない。
気のせいかな・・・と思ってそのまま忘れてしまった。
数日後、また視線を感じるようになった。
部屋中を探したのだが全然人などいなかった。
自分はおかしくなってしまったのかと考えている時、ついに視線の主を発見する。
部屋のタンスと壁の隙間の数ミリに女が立っており彼を見続けていた。
ワイが初めてこの話を聞いた時しばらく部屋に1人でいるの怖かったで・・・
Ⅸ.ターボババア
【概要】
関東地方のある道路で若者が猛スピードで車を飛ばしていた。
若者がふとバックミラーを見ると衝撃を受けた。
信じられない速さでおばあさんが走っていた。
若者は逃げようと思いアクセルを踏み込んだ その時100キロ出ていた。
だがおばあさんはバックミラーから姿を消さず、それどころかどんどんスピードを上げてきた。
おばあさんは若者の車を追い越していった。
追い越す時におばあさんがこっちを向いて笑っていた。
「100キロババア」、「高速ババア」などいろいろな呼び名がある妖怪や。
この話では害はないが、「追いつかれると死ぬ」というパターンもあるから注意やで
ちな「光速ババア」というものもいるらしいが速すぎて姿が見えんらしいで。
Ⅹ.四次元ババア
【概要】
4時44分44秒にトイレの4番目を開けると、四次元ババアが出てくきて4次元に連れて行かれる。
似たようなババアに4時ババがいるで
こちらは同様の時間に扉を開けるとババアが出てきて、赤いマフラーで首を絞められる。
どっちにしろ厄介な妖怪やな
Ⅺ.足売りババア
【概要】
通学路に出没し、子どもたちに足はいらんかね?と尋ねる
「いらない」というと足をもぎ取られる。
「いる」というと足が1本増える。
どっち答えてもダメやんけ!理不尽すぎて草
解決する方法が一つだけあるんやが「私はいらないので◯◯さんのところへ行ってください」と言うと
姿を消してその人のところに行く。
友 達 を 売 る
引用元:わいが
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1444308453/
とまぁ、いかがだったでしょうか。ババア系の画像は見つかりませんでしたので、漫☆画太郎先生のババアを拝借しました。江戸時代に作られたいくつもの妖怪も怖いですが、都市文明が発達するとともに形成された「近代妖怪」も面白いものが多いですよね。これだけ科学が発達しながらも、「妖怪」という非科学的なものが恐れられ、人々の生活に影響を与えるというのは興味深いです。
最近はインターネットの隆盛からまた別の都市伝説(くねくね、コトリバコ)というのが形成され、話題を集めています。分かっていても怖い、面白いのが妖怪の魅力でしょう。
以上、
のまとめでした。