オカルト好き、神話好きにとっては好き嫌いはともかくメジャーな捜索神話となりましたクトゥルフ神話。
パルプ雑誌の作家であるハワード・フィリップス・ラヴクラフトと、友人である作家クラーク・アシュトン・スミス、ロバート・ブロック、R・E・ハワード、オーガスト・ダーレス等の間で、架空の神々や地名や書物等の固有の名称の貸し借りによって作り上げられた。
太古に地球を支配していたが現在は地上から姿を消している、強大な力を持つ恐るべき異形のものども(旧支配者)が現代に蘇るというモチーフを主体とする。中でも、旧支配者の一柱であり、彼らの司祭役を務めているともされる、太平洋の底で眠っているという、タコやイカに似た頭部を持つ軟体動物を巨人にしたようなクトゥルフは有名である。