雨の日の大人たちは

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(映画レビュー)流石ハリウッド、やっぱりハリウッドな「ゴジラ キングオブモンスターズ」

 バトルシーンは秀逸。

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Ⅰ.2019年の映画はゴジラでしょ

 映画好きに2019年公開の映画で何が一番楽しみか、と聞いたら何が返ってくるだろうか。

 大作映画で言えば、「アベンジャーズ エンドゲーム」「スターウォーズ/エピソード9」か。DC好きなら「ジョーカー」かもしれない。ディズニー好きなら「アラジン」で、ディカプリオの好演が見たいなら「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」だろう。

 しかし私は敢えて言いたい、2019年はゴジラだろう、と。

 

Ⅱ.レジェンダリー怪獣映画シリーズ

 本作はレジェンダリー・フィルムが推し進める「モンスターバース」シリーズの第3作目だ。

 第1作がギャレスエドワード制作の第1作目ゴジラ、2作目がキングコングの髑髏島、そして本作が3作目であり、再びのゴジラである。本作は続編の構想が既に出来上がっており、4作目になる次回はゴジラVSキングコングが確定している。

 つまり、興行が上手くいけばマーベルユニバースの様に毎年ハリウッド版の怪獣映画を見ることができる、かもしれない。

 

Ⅲ.今作の評価は

 個人的にこの「モンスターバース」シリーズの1、2作目の出来は素晴らしかったと思う。特にキングコングの出来は秀逸であり、怪獣映画のある種のバイブルになるレベルと感じた。

 では今作の評価は、というと「惜しい! 星4つ」という感じ。

Ⅲ-1.バトルシーン

 バトルシーンに関しては、今回全くの不満はない。むしろ、100点満点をあげたいレベルで素晴らしかった。

 ゴジラとキングギドラの激戦は素晴らしい重量感を感じるし、どちらの怪獣にも王者たる風格を感じる。予告編でむちゃくちゃかっこよかったラドンがあまり活躍しなかったことを除いても、十分に楽しむことができる。

 特にラストバトルに関してはカメラワークの良さもあり、ゴジラやキングギドラの重量感を活かしつつ、スピーディなハリウッドらしい演出がなされている。これは前作のムートーとのバトルと比べても、改善された事が一目瞭然で分かるところだろう。

Ⅲ-2.ストーリー

 バトルが素晴らしい一方で、微妙だったのがストーリーだ。

 5年前のゴジラ襲撃(前作ゴジラ)により別れた家族を主軸としたストーリーだが、内容が非常に「やきもき」する。あまりに語るとネタバレになるので避けるが、母親が本作のキーマンなのだが、そのタチが非常に悪い。

 悪役になるなら、最後までやりきって欲しかった。

 他にも潜水艦や空母の御都合主義的な演出は必要だったのだろうか。怪獣映画としながらも、微妙に人間劇が出しゃばって来ているのが、ストーリーのスピード感を下げている様に感じる。

Ⅲ-3.吹替

 今回時間の都合上、吹替での視聴となった。

 が、本作の吹替が非常に出来が悪い。40代のオッサンの声を、田中圭が演じているのだが、顔と声の年齢ギャップが酷い。本当に、話題作りだけの吹替キャスト起用はやめてほしい。

 

Ⅳ.怪獣映画だけでは100点

 怪獣のバトルシーンが100点なだけに、ストーリーや吹替の悪さが目立った。この映画2時間超あるのだが、もっと削るところ削った方がスピード感ある良い映画になると思う。

 でもバトルは本当に面白いから見てほしい。字幕で見てほしい。もっと言うなら字幕で4DXで見てほしい。損はしないと思うから。

(100映画レビュー:21本目)

 

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