雨の日の大人たちは

「100食」「100本」「100冊」「100記事」をテーマに、ダウナーなアラサーが日記書いています。

夫婦で行く1泊2日の箱根旅行 その2

 大涌谷を出てから、今日の旅館へ向かいます。

amenoh.hatenadiary.jp

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Ⅰ.今日のお宿「今宵別邸」

 大涌谷から今日泊まる旅館へ向かいます。

 今回お世話になるのは、箱根にある「今宵別邸」という旅館。

 お部屋に露天風呂があるのと、料理が美味しそうなのが決め手で選びました。

 箱根強羅公園の横道を上がったところに、今回のお宿があります。

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 部屋数は14室とこじんまりとした旅館。

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 日本のホテルにしては珍しく、ウェルカムサービスが充実していました。

 生菓子・焼き菓子・ノンアルコールドリンクの他に、ウィスキーや焼酎もあります。こういうサービス、個人的に大好きなので助かります。

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 お部屋の露天風呂。

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 通路からわかる通り、小さなお宿。

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 結構古い建物の様ですが、きちんと清掃されており、今回泊まった部屋も18年にリニューアルしたばかりと古さを感じさせません。

 部屋の広さがちょっと狭いのが難点ですが、泊まるだけと考えるのなら問題にはならないでしょう。ただ、ベットの質がよくなかったのは及第点でしょうか。

 

Ⅱ.箱根彫刻の森美術館

 旅館の食事時間は18時か19時30分から選べたので、食事後にお風呂に入りたいこともあり18時スタートを選択。

 この時点で15時前後とまだ腰を落ち着けるには早かったので、そのまま近くの強羅公園へ徒歩で向かいます。公園内にある工房で、陶芸やガラス制作の体験を行いたかったのですが、15時の時点でまさかの本日終了の文字が。。。

 ちょっと予定外だったのですが、そのまま旅館に戻るのも何なので、近場の観光スポットである彫刻の森美術館へ向かうことに。

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 彫刻の森、というだけあり、絵画ではまずあり得ない屋外展示がメインの面白い美術館でした。

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 子供の遊ぶスペースもアーティスティック。

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 室内展示もおしゃれ。

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 でも一番はこのステンドグラスの塔かな。

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 桜が咲いていました。

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 有名なバックを持つ女性像。

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 巨大目玉焼き!

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 他にもピカソの陶芸作品を扱った室内展示があるのですが、正直あまりピンときませんでした。ピカソって絵画や彫刻だけでなく、陶芸もやってたんだー程度の感想。

 そもそもキュビズム自体訳分からんのじゃ!

 でも妻は楽しそうに展示物を見て回っていました。さすが芸大卒、なんちゃって美術館好きとは違いますね。

 

 館内を一通り回ったところで、雨が降ってきたので旅館へ帰ることにします。運よくタクシーを拾って帰ると17時過ぎだったので、そのまま大浴場へ。

 小さい宿なので内風呂と露天の二つしかなかったのですが、時間帯が良く貸切で楽しむことができました。泉質もよく、お風呂上がりは肌がトゥルントゥルンになり大満足です。

 

Ⅲ.別邸今宵の夕食

 温泉で満喫した後は、今回一番のお楽しみの夕食の時間!

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 なんといっても、今回この宿を選んだ理由は料理が美味しそうだったから。

 温泉旅館にありがちな、お造りに小鍋がつくような料理でなく、会席のコースという力の入れっぷり。

 HPの料理を見ると、否が応でも期待値が膨れ上がります。

 

 ということで、最初の一皿目「先付」。

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 さっぱりとした鴨肉や山菜、モッツァレラチーズを、3種のソースをつけて味わうというメニュー。先付けだけあり、すっと身体に入ってくる優しいお味。

 二皿目が「旬彩」。

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 それぞれ特徴のある料理が少しずつ器に盛られています。特に美味しかったのは左上の豆椎茸と、串に刺さったガーリックチーズ。どれもお酒が進む味で、この一皿で何倍もビールがいけちゃいそう。

 三皿目が「椀替り」。

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 ピンク色の冷たいスープ。美味しいんだけど、前の二皿が冷たかったので、普通に暖かいスープが欲しかった。

 四皿目は「造り」。

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 鯵のお刺身が美味しい! イカが甘い!

 五皿目は「大一品」はライブキッチンで仕上げるステーキ、だったのですが写真を撮るのを失念してしまいました。サーロインだけあって、柔らかくてとっても美味しかったです。

 六皿目は「温物」。

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 これ、今回の料理の中で一番美味しかったかも。。雲丹風味のコク深い餡が、湯葉と白木耳(しろきくらげ)と絶妙にマッチしてもう絶品。これだけ食べにもう一回泊りたいくらい。

 七皿目は「強肴」。

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 金目鯛のオランデーソース添え。二番目に美味しかったです。金目鯛がカリっと揚げられて、マヨネーズに似たオランデーソースをつけて頂く一品。そもそも金目鯛を揚げた時点で美味しいのに、この揚げ物と相性抜群のオランデーソースがまた合う。自宅で再現したくなるお味。

 八皿目は「食事」。

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 うどんとかき揚げですね。まさにシメにふさわしい、無難なお味。

 最後の九皿目は「デザート」。

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 目にも綺麗な桜のケーキと柑橘類とゼリー。ゼリーがさっぱりとしていて、コースを締めるのにはもってこいのお味でした。

 

 ということで、全九皿にもなる会席コースを堪能。

 もう大満足ですね! 口コミでも美味しいと評価されるだけはあると感じます。これだけ食べに行きたいと思えるほど高いクオリティの料理を頂きました。

 コースといえば最近はフレンチコースを頂く機会が多かったのですが、こういう和食のコースもいいものですね。

 もしまた箱根に泊まる際は、是非ともまた泊りたい宿になりました。