(食レポ)そうだ、カレーを作ろう「GABAN 手作りのカレー粉セット」
私ね、カレーが好きなんですよ。
男性が料理する場合って、何故か「こだわり」を持ちますよね。
普段料理しないのに、パスタだけは何故か製麺から始めたり、チャーハンはパラパラに調理するのを極めていたり、すき焼きや鍋に個人のルールが強かったり・・・。
私の場合はそれが「カレー」になります。
カレーには特別の思いがあります。具材や切り方、量、カレールーの比率配合。ただ最近それが停滞気味でした。
次のステップは何か、を考えた際「そうだ、カレー粉から作ってみよう」との神の啓示を受けたのです。
Ⅰ.ギャバンのカレー粉セット
啓示を受けたとはいえ、何を揃えていいのか分かったわけではありません。
「ま、とりあえず既存品のセットでいいか」と思い買ったのが、「GABAN 手作りのカレー粉セット」です。
5〜600円程度で、一般のスーパーでも購入できます。これでカレー20人分が作れるのであれば、市販のルーとコスパは変わらないのかな?
開くとスパイスが20種類、小袋に分かれて入っていました。
Ⅱ.炒めていきます
これを全て混ぜ合わせた後、フライパンを用いて弱火で炙っていきます。
小さじいっぱいの油と絡めながら、ゆっくりと混ぜ合わせていきます。
熱気とともにスパイスの香りが湧き上がるのですが、入れた時点ではカレーというより薬膳の香りに感じます。
Ⅲ.カレー粉完成
弱火でかき混ぜ20分程度で、香りがカレーの匂いに変わりました。
油をちょっと加えたせいか、ダマができています。本当はダマが出来ない方がいいらしいのですが、細かいことは気にしない。
Ⅳ.カレーを作ろう
カレー粉を密閉できるタッパーに写した後、カレーの具材を炒めていきます。
まずはサラダ油に刻みガーリックをIN。
続いて、刻んだ玉ねぎを加えます。
これを飴色まで炒めて・・・ と思いつつ、面倒臭いので途中で人参のみじん切りも加えちゃいます。
人参に火が通ったところで、ひき肉とカレー粉を入れて炒めます。
プラスしてトマト缶をドバッと投入。
Ⅳ.カレー完成???
トマトが具材といい具合に馴染んできました。
色味的にこんな感じかな、と思い試食してみると・・・ ま、マズ〜イ!
なんというか、ただ辛いだけの何か。味に深みも何もない。まぁ野菜とひき肉炒めただけだし、玉ねぎも飴色まで炒めなかったからなぁ。いわゆる「旨味」が足りない感じ。あるブログ曰く、カレーというものは5大味覚、即ち「甘味・塩味・酸味・苦味・うま味」の全てが揃わないと美味くならないんだとか。
うーんこれには辛味しかないなぁ・・・。このまま出すのは流石にカレーに対する暴挙なので、色々と調味料を加えていきます。
ウスターソース、顆粒のコンソメ、ケチャップ、砂糖、チーズ、塩、黒コショウ・・・。加えながら味見をしていくと、徐々に味が整っていきます。
5分ほど試行錯誤して、フルーティなキーマカレーが出来上がりました。ビバ! 現代調味料!!
Ⅴ.いざ、実食!
では、炊きたての白飯と一緒にキーマカレーを頂きます。
うん、お店にも負けないとっても美味しいキーマカレーが出来ました!
これはレトルトや市販ルーでは作れない、スパイスからでしか作れない味ですね。一緒に食べた、スパイスに厳しい妻も褒めてくれました。ブイヨンとか入れれば、もっと日式・欧風カレーに近づきそうです。
今後はGABANをベースに、自分なりのスパイス配合を目指してみたいと思います。カレーという魔の料理の、さらなる高みを目指して・・・。
(100食レポチャレンジ:19/100食)