雨の日の大人たちは

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(書評)異動時にも頼りになる「転職後、最初の1年にやるべきこと」

 珍しくビジネス本。

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  12月に前の部署から管理部門ヘと異動になりました。

 前の部署は操業系の部門で、その操業分析や課題管理・改善実行を主として行なっていたのですが、管理部門となるとまた仕事は別。課題は全社的に見るし、対外折衝は増えるし、仕事は突発的に降ってくるし。

 ていうか同じ会社といえ、操業部門と管理部門じゃ仕事のやり方が違うし、上司が変われば判断も違うし、前は黒だったのがこの部門では白だし・・・ と、異動当初(若干今でも)は本当に苦労しました。

 そんな時に出会ったのがこのビジネス書。

 

Ⅰ.転職後・異動後のノウハウ本はほぼ無い

 昨今転職が当たり前になった世の中では、「転職してチャンスを掴む!」ようなビジネス本が多数出版されています。しかし、転職してから、を説いた本ってなかなか無いんですよね。

 同じく異動大国の日本なのに、異動に関する本も無い。まぁ会社によって千差万別だから、という理由でしょうか。

 そんな数少ない転職後の仕事術を説いているのが本書であり、内容に関しては異動に関しても参考になるもの思います。

 

Ⅱ.期間別に分かれた内容

 1年にやるべきこと、と書かれていますが、本書は「最初の1週間」「1ヶ月」「3ヶ月」「半年」「1年」と期間の区切りを入れ構成されています。

 例えば「最初の一週間」であれば、筆者がまず読者に伝えるのが「あなたは特別な存在ではない」ということ。新入社員じゃ無いんだから、手取り足取り準備はしないよ、必要なら自分でなんとかしなさい、ということ。

 次の「1ヶ月」は「熱心な学習者だけが生き残る」ということ。

 筆者はこの1ヶ月の大事なことを以下の通り述べています。

そのための一番の近道は、上司や新しい同僚に、”金魚の糞”のごとく付いて回って、社内外のあちこちの方に会わせてもらうことです。そうした人たちとお話をして、ちょっとでもいいから名前と顔を覚えてもらうことが、この時期最も大事なことになります。(本書より引用)

 まぁ仕事の基礎的なことですが、仕事は人間対人間ですから、人とのつながりを持つことが最重要です。私も先月は先輩・上司の予定を見て、「付いていっていいですか!」と金魚の糞の如く付いて回りました。

 結果として、上記の様に人間関係を広く築けた他、現在の部門の課題や仕事の進め方を知ることができ一石二鳥でした。

 その後は、「3ヶ月目」では小さな成果、「半年」で脱若葉マーク、「1年」で脱転職者・・・という形で進んでいきます。

 

Ⅲ.同じ思いをしている人にとてもお勧めしたい

 まだ異動して1ヶ月半ということで、現在は1ヶ月目と、3ヶ月の節目の項目を頭に入れて仕事を行なっています。

 私は環境変化にとても弱い人間だと思います。でも、そういう人間は世の中とても多いと思うんですよね。そういう時、藁でもすがりたくなるのですが、その藁になれるのが「本書」だと思います。

 表題の転職者だけでなく、異動にも通ずる本書。同じく異動で戸惑っている人にも読んでもらいたい良書だと感じます。

(100冊チャレンジ:29/100冊)

 

転職後、最初の1年にやるべきこと

転職後、最初の1年にやるべきこと