雨の日の大人たちは

「100食」「100本」「100冊」「100記事」をテーマに、ダウナーなアラサーが日記書いています。

【45/100記事】面白いゾンビ映画で打線組んでみた

 ゾンビ映画ほど素敵な映画はない。

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  以前「oasisの名曲で打線組んでみた」という記事を書いたのですが、今回はそのゾンビ映画バージョンで行ってみたいと思います。

amenoh.hatenadiary.jp

 

 そもそもゾンビ映画とは何なのか? ゾンビ映画とはつまるところ、「ゾンビ」が出てくる映画である。この際「ゾンビとは何か?」というお話がくっついてくるのだが、ゾンビにも「走るゾンビ」「歩くゾンビ」のカテゴライズもあれば、「病原菌を原因としたゾンビ」「呪いを原因としたゾンビ」などがある。

 前者になるとそもそも「こいつはゾンビなのか?」という疑問も浮かび上がるのだが、こういう不毛な議論は別の記事で語りたいと思う。

  

 

1(二) 28日後

 イギリス発のホラー映画。スラムドック$ミリオネアや、トレインスポッティングのダニーボイル監督作品。

 全体に絵が暗く、ゾンビ映画というよりダニーボイルの映画というような印象が強い。走るゾンビといえばコレ、という方もいらっしゃるのではないだろうか。とにかく走る、全速力で走る、短距離選手並みに走る姿はゾンビじゃなくても怖い

 

2(遊) フロム・ダスク・ティル・ドーン

 ジョージ・クルーニー主演のゾンビ?映画。ちなみに脚本はクエンティン・タランティーノという、B級映画にあるまじき豪華なキャスティング。

 銀行強盗の二人が立ち寄ったパブ。実はそこは吸血鬼が人間をおびき寄せる餌場だったのだ、という内容。そう、ここに登場するのは「吸血鬼」であって「ゾンビ」ではないのだけれど、描き方はまんまゾンビである。

 とにかくジョージクルーニーがかっこいい映画。それに尽きる。

 

3(中)ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世記

 ロメロのナイトオブザリビングデッドのリメイク版。原作は同じくロメロの「ゾンビ」と共に、後に続くゾンビ映画及びパニックホラーに強い影響を与えることになるのである。とはいえ、ロメロ原作は個人的にはあまりにも古臭すぎるので、リメイクのこちらを推しておこう。

 墓参りの途中にゾンビに襲われた主人公バーバラは、ゾンビから逃れるために人のいない一軒家に逃げ込み立て籠もるという、パニックホラーのお手本のようなシチュエーションである。古典的名作を見るのであればこちら。

 

4(捕)  ドーン・オブ・ザ・デッド

 僕の最も好きなゾンビ映画です。ロメロの「ゾンビ」をザック・スナイダーがリメイクした作品ですね。とにかく演出の構成が素晴らしい。ゾンビによって支配された異常な世界の中で、モールの中の日常世界を上手く描ききっている。アクションシーンはキッチリとメリハリが効いており、作品を通してのシーンテンポが非常に良い。他のゾンビ作品も参考にしてほしい出来栄え。

 因みに本作はザックスナイダーの出世作であり、ウォッチメンバットマンvsスーパーマン等近年は大作映画の監督を務める切欠となった作品である。

 

5(右)  Rec

 スペイン発のファウンドフッテージゾンビ映画。ハリウッドでもリメイクされ、続編も4まで作られた息の長い作品。古いアパートメントで発生した事件に巻き込まれた消防士と、それに密着するテレビリポーター、そしてアパート住民の間で発生するサバイバルホラーを描く。

 スペイン版とハリウッド版の二つがあるのだけれど、「これリメイクした意味あるの?」と感じるほど何にも変わってない。まぁそれほど完成された作品とも言えるのかもしれない。「何かとんでもないことが起こっている」のは分かるのだが、その原因がわからない。ちなみに、個人的んはラストがガチで怖い。

 

6(一)Rec2

 recのスペイン版(原作版)続編。ちなみにハリウッド版のリメイクもあるのだけれど、ぶっちゃけ微妙。recで発生した事件後のアパートメントを舞台に、特殊部隊と迷い込んだ少年達にさらなる恐怖が降りかかる。

 ちなみに本作で、recで発生した事件の全容が明らかになる。内容に関しては賛否両論あるが、僕はこの理論好きですよ。個人的には、ゾンビと特殊部隊の組み合わせはとても良いと思います。本来なら圧倒的な力を持つ特殊部隊が、ゾンビの数の力、理性を超えた力によって薙ぎ払われるのはハラハラしますね。

 

7(左)ショーン・オブ・ザ・デッド

 僕のブログではおなじみ、エドガーライト監督と、サイモンペグ・ニックフロスト共演のコメディゾンビ映画ゾンビランドと共に、コメディ系ゾンビ映画の傑作として名高いですね。

 内容的にはホットファズのゾンビ映画版と言っていいのでしょうか。軽快なコメディと畳み掛けるようなストーリー展開は、ブリティッシュコメディ映画のMr.ビーンと並ぶと言っていいでしょう。ゾンビ映画が苦手な人でも、笑って楽しめるオススメの作品。

 

8(三)  ワールド・ウォーZ

 ハリウッドが本気で作ったゾンビ映画。基本的にゾンビ映画はB級、低予算で作られるものが多い中で、ブラッドピット主演でCGガンガン使っちゃったような反則映画。小学生がプラスチックのバットで野球やってる中で、プロ野球選手が金属バット振るってるようなもんです。

 とにかく他のゾンビ映画と違い、スケール感がデカイ。ワールドウォーの名に恥じず、様々な国や地域を飛び回るゾンビ映画、他にはないんじゃないかな。ゾンビ映画というより、もうハリウッド映画だねこれは。

 

9(投) バイオハザード

 はい、最後はバイオハザード。和製ゲームが原作の、泣く子も黙るミラ・ジョボビッチ主演作品です。

 この映画版バイオハザード、回を増すごとにクソ化していくという、某デスゲーム系映画と似たような末路を辿るのですが、どちらも同じく一作目だけは面白いという特徴があります。REC2と同じく特殊部隊が、ゾンビやウィルスにより発生したモンスターと対峙していくのですが、原作はほぼ設定のみの使用でストーリーがほぼオリジナルなのが良いですね。この良作が何故あのようにクソ化していったのか、ハリウッドのシリーズものは何故コケるのか、誰か論文でも書いて証明してほしいものです。

 

 という事で、面白いゾンビ映画で打線組んでみました。他にもゾンビ映画でいえば、「ゾンビランド」「ロンドンゾンビ紀行」「28週後」「ダイアリーオブザデッド」「ウォームボディズ」等々あるのですが、正直ゾンビ映画に関しては上記の作品のみ見ておけば問題ありません。

 何故か、それはゾンビ映画の悲しい現実にあるのです。

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(「木根さんの一人でキネマ」より抜粋)

 

 そう、ゾンビ映画は一部の良作を除けばゴミ映画の塊なのです。ファウンドフッテージ系しかり、パニックホラー映画しかり、B級がメインの作品にありがちな現象ですね。

 やっぱりね、ハリウッドは凄いんですよ。豊富な予算と優秀な監督、脚本家がいれば「つまらない映画」は出来たとしても「ゴミ映画」は出来ないんですね。ゾンビ映画で良作を探すのはそう、夢の島のゴミの山からダイヤの指輪を探すようなものなんですよ。まぁ無いわけじゃないんだけどね、でもゴミばっかよ? 的な。

 でも面白いのは面白いのがゾンビ映画。今後はこの打線を崩せるような、素晴らしいゾンビ映画が出ることを期待します。