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雨の日の大人たちは

「100食」「100本」「100冊」「100記事」をテーマに、ダウナーなアラサーが日記書いています。

【10/100本】発想はいいのだけれど「ネイビーシールズ オペレーションz」

 ゾンビ映画も奥が深いのである。

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 Ⅰ.あらすじ

 ルイジアナ州ニューオーリンズへ遊説のために訪れていた米副大統領との連絡が途絶えた。急遽、アメリカ海軍のバージニア州ダムネック司令部に緊急要請が入る。副大統領救出の命令を受けたネイビーシールズ隊員たちは現地へ急行するが、そこで目にした光景は、街を喰い尽くすゾンビの大群であった―!
 地上に降り立った彼らは、かつてない最凶最悪の敵と戦うこととなる…。(amazonより抜粋)

 

Ⅱ.低予算映画とは

 ゾンビもので特殊部隊が出てくる映画といえば、レック2や28日後でしょうか。中でも、主人公格であればレック2でしょう。

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 個人的に軍隊vsゾンビは嫌いな構図ではありません。本来圧倒的な力を持つ軍隊が、ゾンビの数の暴力に崩壊していく、というのはゾンビによる恐怖の真を突いたものだと思います。

 ということで、今回のネイビーシールズもその系統。そこそこに期待は大きかったのですが…

 

Ⅲ.ゾンビの動きが

 とにかくゾンビの動きがダメ!

 ゾンビ映画って、低予算でもエキストラ総動員すればそれなりに絵にはなるのですが動きにこだわらないと途端にダメになります。

 

①走り方が雑

 今回のゾンビは走る系のゾンビですが、こいつら普通に走ってきます。分かりますか、ゾンビは普通に走っちゃダメなんです。基本的にゾンビは腐ってる、脳神経がイっちゃってるので普通の人とは違う走り方をするのです。

②中腰からナイスなタックルしちゃう

 序盤の方で、ゾンビ化した黒人のSPが救助人をナイスなタックルで押し倒しますが、見事なタックルでした。うーん、彼はアメフトかラグビーの経験者でしょう。そういうのいいから…。

③食べ方が雑というか…

 流石低予算映画、食い殺されても傷口は見せない。ということで、何だかゾンビが人を食っているのか首にキスしてるのかよくわからない描写が多数。血も出ないしね。そういう特殊効果的なものは予算上カットしているのでしょうか。

 

Ⅳ.これは何方向きの層に作ったんだろう

 以上より、きっとゾンビ好きの人間にこの映画は愛せないでしょう。かといって、シールズ好き(軍事アクション好き)の方に好まれるかと言えば、そうでもないかも。アクションは雑だし、部隊に統制が取れているようには見えません。

 ということで、一体どういったファン層に向けて制作されたのか謎。ゾンビ好きにも、軍事アクション好きにも物足りない。そもそも、低予算映画の癖に劇中の舞台が広いし、スケールも大きい。スケールが大きいと、どうしても1か所にかかる予算というか作りこみが雑になる。作りこみが雑だと、ゾンビやパニックものの肝である非日常感が薄くなる、という悪循環を生むのである。

 まぁ普通の低予算映画であれば、そうならないように「場所を限定する(例:REC)」「元から非日常に落とし込む(例:アナコンダ、トレマーズ)」等々色々考えるのですが、今回はまた直球で来たな、と。

 

Ⅴ.総論

 久々に見たな、時間泥棒(2時間を奪うクソ映画)、というのが正直な感想。

 でもねー、たまにあるんだけどね、低予算でも傑作。やっぱり上記みたいに、低予算でも絵になる条件をそろえた映画が多いよね、あとはヒューマンドラマか。

 みんなも気を付けようね、酒と女とクソ映画。