雨の日の大人たちは

「100食」「100本」「100冊」「100記事」をテーマに、ダウナーなアラサーが日記書いています。

【30/100記事】飲み会の悪口合戦が溜まらなく嫌なんだ

 何故あんなにも不味いツマミで酒が飲めるのか。

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  僕が我慢ならないことはこの世で二つあって、一つはから揚げにレモンを掛けることであり、二つ目が他人の悪口で盛り上がることである。しかしながらこの悪口で盛り上がる、という性は人間の本質であるようで、帝政ローマの政治家タキトゥスも「他人の悪口で喜ぶものは多い」と文献に残すほどである。2000年前から人間の本質というのは、全く持って変わっていないらしい。

 

Ⅰ.許せる悪口と、許せない悪口

 とはいえ、悪口においても許せる悪口と許せない悪口がある。許せる悪口は、信頼関係をベースとした悪口であり、つまりはイジリである。これはお互い「実際はそうは思ってない」という信頼関係から成り立つものであり、それ以外は悪口である。よく高校生・中学生で、「イジリはいじめにつながる」という論調を見るが、それは結局のところ「信頼関係が築けていない」からであり、信頼関係が築けている間であれば、同じ文言でもいじめではなくイジリになる事が多いだろう。

 

Ⅱ.そもそものところ

 私はイジリはすれど、悪口は言わない。いや、過去のレビュー記事でさんざんボロカス暴言を吐いている人間が何を言っているんだ、と言われるかもしれないが、基本人と人の会話では言わない(そして、批評と悪口は別物と判断していただきたい)。確かに誰かに鬱憤が溜まったり、イライラがつのったりすることはある。まぁそりゃ人間だし、会社勤めをしていれば普通は発生する。

 ただ、それを言葉にしようとした時「私は彼(彼女)を批難するほど、出来た人間なのだろうか」と考えてしまう。果たして自分という存在は、他人と比べそんなにも偉いものなのか。所詮人と人である、今日日天皇陛下ですら人間だと宣言する時代に、人と人の間にお互いを批難しあう程の格差など存在するのだろうか。

 もちろん、間違っている事、おかしいことは修正すべきであるが、その人自身を批難するのは如何なものか。無論、そうしなければならない時というのは存在するのだろうが、それをツマミに酒を飲むというのは理解しがたい行為である。

 

Ⅲ.原因は自分の不真面目さなのか

 こう思うのは、もしかしたら私が恵まれているのか、私が本気でないからなのかもしれない。もしかしたら、周りに私が本気でイラつく人間がいないから、悪口を吐く対象がいないのかもしれない。そして、私が物事に対して真面目に向き合っていないからなのかもしれない。

 私の仕事のスタンスは、与えられた仕事を給料分のクオリティで行うということである。転勤後2年の仕事で、私は月500万円程度の利益を継続して上げるレベルの仕事はしているので、まぁ与えられた給料に対しての利益は出しているつもりである。しかしながら、本気で仕事をする人は月1000万、2000万の利益を同期間であげられるのかもしれないし、思うところもある。

 そんな不真面目な私であるから、会社の関係者に関しても真剣に向き合っていないのかもしれない。もっと真面目に働けば、他人の不真面目なところに目がいって、それが腹立たしく感じるのかもしれない。

 でも私は、そこまで仕事に没頭するつもりもないし、他人の揚げ足をとろうという気力もない。というか、そんなつまらない事柄で自分のストレスを高めたくはないわけである。

 

Ⅳ.結論

 詰まる所私が悪口が言えない理由は、「自分が他人を批判するほど、偉い人間か」と考えた時に、そうであると肯定する程物事に真摯に向き合ってないから、なのかもしれない。

 きっと悪口を言える人間は、情熱があり仕事に自信を持っているから、そうでない人間を見ると鬱憤が溜まり、吐き出したくなるのではないだろうか。そうすると、成程自分が悪口を言えないし嫌いな理由も分かる。まぁつまり、そうした場合私は間違いなく「悪口を言われる側」だからである。そしてそうした方々が集まる飲み会が嫌いなのは「あぁ、俺が居なかったら俺の悪口で盛り上がってるんだろうなー」と感じるからである。

 でも、そんな飲み会を場の空気を読んで企画・設定して、終わりごろに「今日は楽しかったです!」と言えるくらいは大人なのです、私も。

 

 きっとこんなもの何処へ行ってもついてくるんだろうから、転職しようが独立しようが人が人と接する限り逃れられないのでしょう。wikipediaの記事を6回辿ったら全ての記事につながるとか、電話番号を10人辿ったらどんな人にもつながるとか言いますが、悪口の輪をつなげたらどんな人間ともつながっていくんじゃないでしょうか。

 世界よ、この世は悪口でできている。