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雨の日の大人たちは

「100食」「100本」「100冊」「100記事」をテーマに、ダウナーなアラサーが日記書いています。

【25/100記事】昔トルコでぼったくりバーの被害に遭いそうになった話(1/3)

100記事 旅行

 詐欺師って話が美味いんだなー、というお話。

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  私の趣味の一つに海外旅行があります。といっても、まだトルコとタイの二か国しか旅したことないのですが、どちらもパッケージ旅行ではなく「航空券」と「ホテル」だけ取ってあとはすべて現地調達、荷物はバッグ一つだけという、似非バックパッカーのような事をしています(この事をガチのバックパッカーの人に話したら、「君はリュックサッカーだな」といわれ成程と思いました)

 今年も何処か行こうかとネットで検索していると、「詐欺」や「ぼったくり」に注意というワードが目に飛び込んできました。海外に出るとき、よく「治安」なんかは調べたりしますが、意外と「治安」が良くても「詐欺」は多い何てことはザラなようです。

 そういう私も、一度「詐欺」に遭いそうになった事があります。今回は、そんなお話をしようかと思います。

 

Ⅰ.イスタンブールのUAE男

 詐欺に遭いかけたのは、4年前のトルコ一人旅行の時。

 その日は5日目で、翌日には日本へ帰国する日でした。イスタンブールとカッパドキアを巡ってある程度落ち着いた私は、その日は公園や旧市街をブラブラとしながら写真を撮ったり、ケバブを食べたりしていました。

 被害に遭いそうになったのは、そんな日の夕暮れ。そろそろ飯でも食べて宿に戻ろうかと旧市街を歩いていると、ふと一人の男性と目が合いました。あちらの男性らしく彫りの深い顔つきで、多分年齢は20代半ば、身長は私と同じくらいだったので175前後だったと思います。

 その男性は僕を見ると挨拶をしてきました。私も拙い英語で返すと、どんどん相手が話しかけてきます。彼の英語は非常に聞き取りやすく、また私の話す言葉もきちんとくみ取ってくれます。あまり英語に自信のなかった自分(英語なんて高校入試以降無勉強)でも、会話のリレーが結構続くと「なんだ、自分の英語ってまんざらでもないじゃん」と思ってきます。

 話を聞いていくと、彼もイスタンブールに一人で旅行に来ているとのことで、心寂しいから二人でちょっと飲みに行かないか、と誘われます。普段なら知らない人から声を掛けられても絶対に断るのですが、何故かこの時だけはOKを出してしまいました。そして彼はタクシーを拾うと、新市街の店の名前を告げました。

 私はここで少しおかしい、と感じました。イスタンブールには、ブルーモスクで有名な旧市街と、割と発達した新市街があります。旧市街の飲食店は観光客が多く値段もちょっと高めですが、旧市街はホテルも多いので、わざわざ新市街まで出て飲みに行くのは観光客としては不便です。

 そしてその疑問は、タクシー内での会話で段々と濃くなっていきます。

雨男「そういえば、何処の出身なの?」

男「UAEだよ」

雨男「へぇ~、職業は?」

男「建築関連の仕事をやってるんだ。ドバイとかの建築物見たことはある?」

雨男「写真だけなら何回か」

 このような会話を何回かするうちに、私はある出来事を思い出していました。そう、それはトルコ1日目に起こった出来事です。

 

(次へ続く)

 

amenoh.hatenadiary.jp