雨の日の大人たちは

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HULUでルパン祭りやってるから、長編ルパンお勧めの5作を紹介します

 最近HULUでルパン三世祭りやってます。週に2本くらいのペースで出始め、テレビシリーズばかりですがルパン作品が充実してきました。バイバイリバティ出たときまさかこんなことになるとは思いもよらなかったです。

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  とまぁ昔から年一のペースくらいで増えてるルパン長編シリーズですが、調べるとTVスペシャルが25本、映画が9本の計34本と随分と作品数があるんだとか。ということで、どんどん増えてきたルパンですが、私の考える必見の5本を紹介したいと思います。

 Ⅰ.ルパン3世 DEAD OR ALIVE

 

 初っ端からクリカンルパンと、古参のファンからは叩かれそうな一作でもありながら、原作者モンキーパンチが初めてメガホンを取った作品。映画版ということあって作画のクオリティは高い。作品によりコミカルにもシリアスにもなるルパンシリーズだが、この作品ではモンキーパンチがメガホンを取ったこともあってか、原作に近いシリアスかつハードボイルドなルパンを楽しむことが出来る。タイトルにある「DEAD OR ALIVE(生きてるのか、死んでいるのか)」というのが最後の最後までストーリーのテーマとして絡んでくる。特にアクションシーンに関してはシリーズでも随一。

 

Ⅱ.ルパン三世 ワルサーP38

 

 続いてはTVスペシャルシリーズ9作目「ワルサーP38」。こちらも同じくダークでシリアスなルパンを描いており、激しい銃撃戦を含めたバトルシーンは必見。何よりも他のシリーズと異なるのが、本当にルパンが追いつめられている珍しい作品ということ。敵方に毒薬を注入され、特殊なガスなしでは命を落とす身体となってしまったルパンが、同じ境遇のレジスタンスと共闘して解毒剤と財宝を狙っていく話ですが、テレビシリーズとは思えないシリアスさが売り。長編ルパンシリーズで脚本賞を上げるとすれば間違いなくコレ。

 

Ⅲ.ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎

 

 三つめはTVシリーズ2作目、山田ルパンのコミカルな声が栄える「ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎」。莫大な財宝の在処を示したという「ヘミングウェイ・ペーパー」を巡り、ルパン・コンサノ・カルロスの三つ巴の争奪戦を描く。一言で言えば「山田ルパンが一番美味しい映画」とでも言いましょうか。シリアスな場面もありながら、逆に山田ルパンのコミカルな台詞回しが栄える一策。また三つ巴、時によつ巴にもなるヘミングウェイ・ペーパーをめぐる争いは次の展開を読ませません。また最後のオチも、残ったパズルのピースが埋まるような感じで、個人的にはかなり好き。

 

Ⅳ.ルパン三世 GREEN vs RED

 

 はい、4つめはTVシリーズでも映画でもないOVA「ルパン3世 GREEN vs RED」。賛否両論も強い作品ですが、幻の作品となった「押井ルパン」をリスペクトした作品です。世界中で活躍するルパン三世、しかし良く見ると違う顔、違うジャケット、はたして誰が本物のルパンなのか。そしてルパンとは何なのか。普段のルパンシリーズとは一味違った作品であり、嫌いなファンも多いことでしょう。しかしながらこうした作品は長くシリーズ化されたルパン三世だからこそ、ルパン三世でしか出来ないような作品だと思います。

 

Ⅴ.ルパン三世 カリオストロの城

 

 最後はやっぱり「ルパン三世 カリオストロの城」。ワルサーが脚本賞であれば、カリオストロは間違いなく監督賞。今や世界のアニメ巨匠となった宮崎駿監督作品。家族全員で楽しめる構成力は、流石宮崎駿といったところ。また作中の「炎のたからもの」はルパンシリーズでも屈指の名曲で知られ、上記のGREENvsREDでもカバーされています。一部ではコミカルすぎて、原作のルパンシリーズとのかい離が激しく「これはルパンシリーズではない」という人もいらっしゃるようですが、それは間違いないかと思います。ルパンでありルパンでない、宮崎駿の作品というのが正しい評価でしょう。

 

 と、5作品紹介してみました。まぁOVA含めれば40作品、テレビシリーズ含めればそれこそ星の数ほどあるルパンシリーズですので、他にも面白い作品は沢山あります。そんなルパンシリーズが今、HULUで見放題! 勿論新シリーズの青ジャケルパンもあるよ!(俺はHULUの回し者か)

 シリーズをずっと見ていくとそれぞれ特徴があり、メッセージがあり、日本の長寿コンテンツとして相応しい作品だと思います。お暇なら是非テレビシリーズイッキ見にチャレンジしてみては。

 

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