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雨の日の大人たちは

「100食」「100本」「100冊」「100記事」をテーマに、ダウナーなアラサーが日記書いています。

邦画ってこんなにも面白い。自信を持ってお勧めできる「邦画」5選

 ヤフーでこんなコラムが掲載されていました。

zasshi.news.yahoo.co.jp

 世界から取り残される日本の映画業界と、台頭する中国・韓国の映画産業を取り上げている。残念ながら日本の映画産業が他国と比べ元気がないのは事実かもしれない。

 でも、日本にも面白い映画は沢山あるんだよ。

 ということで、私がお勧めしたい邦画5選をご紹介します。

 Ⅰ.リリイ・シュシュのすべて

 

 日本の鬼才岩井俊二の作品にして、彼に「遺作にするならこれにしたい」と言わしめた傑作。主演に若き頃の市原隼人、忍成修吾、蒼井優、伊藤歩という豪華メンバーを揃え、チョイ役で大沢たかおも出演している。太陽光を特徴的に用いた「岩井美学」で写す映像美は、彼ら幼く揺れる淡い心情を独特に描き出している。

 そして主演の彼ら3人の演技が素晴らしい。今でこそ「ハッ!」とか言ってる市原隼人がこんな演技が出来るなんて驚き桃の樹山椒の樹である。見るたびに100%鬱にさせてくれる青春映画の傑作。

 

Ⅱ.壬生義士伝

 

 浅田次郎による小説の映画化。2004年の日本アカデミー賞を総舐めにした時代劇作品。中井貴一主演、佐藤浩一助演の本格派時代劇。新撰組最強の斎藤一と、一人の田舎侍との幕末の動乱劇を回顧録といった形で描き出している。

 とにかく殺陣が素晴らしい。同時期に映画化されていた山田洋次三部作も素晴らしいが、中井貴一と佐藤浩一の迫力ある剣戟は手に汗を握るものがある。平成時代劇で間違いなくべストに入る名作。

 

Ⅲ.12人の優しい日本人

 

 三谷幸喜脚本の、「12人の怒れる男」のオマージュとして作成されたコメディの傑作。二転三転する裁判の様子を、時に面白く、時にシリアスに、観客を飽きさせることなく進めていくストーリー展開は、まさに三谷幸喜作品でも傑作といえる部類に入るでしょう。

 元々舞台劇として作成された経緯から、キャストは舞台俳優ばかり。しかしその中でキラリと光るのが若き頃の豊川悦治です。この頃だとまだ役者としてのキャリアは浅いのですが、非常にセクシーで存在感のある素晴らしい役者であることが分かります。若いころのトヨエツを見たければ是非。

 

Ⅳ.ゆれる

 

 カンヌ国際映画祭にも出品された、西川美和監督・脚本作品。若いころのオダギリジョーと、香川照之の好演が光る。

 西川美和は非常に間が上手い監督である。本映画ではその間と、オダギリジョーと香川照之の対立が上手く溶け込み、事件は深い闇の中へと突き進んでいく。若手期待の星であるオダギリジョーと、ベテラン俳優香川照之の好演が光る一本。

 

Ⅴ.容疑者Ⅹの献身

 

 最後は西谷弘監督、先日結婚を発表した福山雅治主演の映画。東野圭吾原作の「ガリレオシリーズ」屈指の名作の映像化。

 ドラマでも同シリーズの主演を務めた福山であるが、ドラマでは割とコミカルであった内容に比べ、本作はコメディなしの非常にシリアスな演技を見せた。そして何よりも、対立する石神役を演じた堤真一の演技が素晴らしい。完全に主役の福山を食っている。主人公は堤といっても過言ではないだろう。

 堤真一の真骨頂が観たければ間違いなくコレ。

 

 ・・・いや、間違えた。お勧めしたい映画が5本なんかで済むわけがない。だってやっぱり山田洋次三部作は素晴らしいし、北野武や岩井俊二作品を全部乗っけたいし、12人の優しい日本人があるならキサラギだって入れてみたい。古典だって入れたい。

 確かに日本の映画業界は腐ってるかもしれませんが、素晴らしい映画だって沢山制作しています。日本のソフトパワーは映画や漫画が注目されがちですが、映画だって凄いんです。もっと日本の素晴らしい映画が注目されることを願っています。

 

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