雨の日の大人たちは

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「ピクセル」を監督したファミリー映画の巨匠クリス・コロンバス

 皆さんはもうご覧になられたでしょうか、パックマンやドンキーコングがアメリカを襲撃する映画「ピクセル」。お馴染のキャラクターが恐ろしくもコミカルな侵略者として描かれた本作は、レトロゲーマーなら誰しもニヤりとほくそ笑んでしまうことでしょう。

 今回はそんな「ピクセル」の監督を務めた、クリス・コロンバスについてご紹介したいと思います。

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 Ⅰ.生い立ち

 ペンシルベニア州スパングラーで生まれ、オハイオ州ヤングスタウンで育つ。母は工員のメアリ・アイリーン、父はアルミニウム工場職員で炭鉱夫のアレックス・マイケル・コロンバスである.[2][3][4]。イタリアとチェコ系の家系である[5]。オハイオ州ウォーレンのジョン・F・ケネディ・ハイスクールを卒業し、その後はニューヨーク大学で映画製作を学ぶ。学友にはチャーリー・カウフマンが居た。(wikipedia)

 

 現在57歳の同氏ですが、脚本家としてのキャリアスタートは1984年にまで遡ります。

 

Ⅱ.脚本家としてスタート

 

  彼のデビュー作は1984年「俺たちの明日」です。こちらに関しては情報が無いのでよく分かりませんが、2作目の作品で早くも頭角を現します。

 同年二作目「グレムリン」。ファービーのような奇妙な生物が巻き起こすパニックを描いたブラックコメディ映画であり、1億5千万ドルの興行収入を叩きだした作品です。この作品の成功により、クリスはヒットメーカーとしてハリウッドで名を上げます。

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 3作目で少年少女の冒険活劇を描いた「グーニーズ」の脚本を担当。興行収入では「グレムリン」には及ばなかったものの、今日でもファンが多い名作です。

 

Ⅲ.監督デビュー

 脚本家として成功を収めたクリス・コロンバスの初監督作品が「ホーム・アローン」です。マコーレ・カルキンの出世作として知られ、後に5までシリーズ化されたファミリーコメディ映画の傑作です。この作品は4億ドルを超える興行収入を上げ、監督としての地位を確立します。

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Ⅳ.制作側への移行
 監督としては、次作の「ホームアローン2」、故ロビン・ウィリアムズ氏主演の「ミセス・ダウト」等のヒット作を飛ばしたのち、1995年の「九か月」より自らの制作会社「1492ピクチャーズ」を創設。以降、制作側から「ハリー・ポッター初期3部作」「ナイトミュージアム」「パーシージャクソン」等、数多くのヒット作を手掛け、ハリウッドで確固たる地位を築くこととなります。

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Ⅴ.作品の特徴

 彼の作品の特徴は、脚本から制作に移ってからも「ファミリーコメディ」を多く制作した点にあります。初期作品のグレムリンをはじめ、ホームアローン、グーニーズ、ハリー・ポッター等家族皆で楽しめる作品が多いことが分かります。それは、彼がスティーブン・スピルバーグに強い影響を受けているからに他なりません。

 ハリウッドで象徴的な監督の一人としてスティーブン・スピルバーグがいますが、彼の影響を最も受けた人物がクリス・コロウンバスといってもいいでしょう。グレムリン、グーニーズはスピルバーグ総指揮の元で作られた傑作であります。しかしながら、ことコメディタッチの作品に関してはスピルバーグを超えているかもしれません。今後何年かはハリーポッターを超える映画シリーズは出てこないでしょうし、未だにハリウッドにはケビン・マカリスターを超える小生意気な少年は登場していません。

 家庭に心温まる映画を届けることにおいては、ハリウッドで1番でしょう。

 

Ⅵ.総評

 映画史において間違いなく名前が残るであろう名画を生み出してきたクリス・コロンバス。惜しむべきはその作品の特徴からアカデミー賞やゴールデングローブ賞には縁がないことでしょうか。しかしながら、彼の作る映画は温かみにあふれた作品ばかりです。

 彼の場合、彼の映画を見て笑ってくれた子供たちや家族の団らんこそが、代えがたい称賛であるのかもしれません。

 

 以上、ファミリーコメディの巨匠クリス・コロンバス監督の紹介でした。